昭和40年代から平成が終わるころまで、
春日台の人たちに愛され続けた
スーパーマーケット。
子どもからお年寄りまで、
みんなの中心だった「春日台センター」を
もういちど、このまちの中心(センター)に。
「春日台センターセンター」がスタートします。
前身の「春日台センター」のコロッケは老若男女に愛されていました。惣菜界のゆるキャラ「コロッケ」には、人をつなぐ魔法があります。誰からも愛されるそんなコロッケに、おいしいコーヒーやビールをあわせて、ホッと一息つける場所です。
忙しい現代人にとって、一気に洗濯を済ませることができるコインランドリーは、時間をお金で買う場所とも言えるかもしれません。家庭におけるお洗濯の負担が軽減され、豊かな暮らしのアレンジができる、まちの洗濯場です。
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江戸時代に全国各地に存在した庶民の教育施設「寺子屋」。複雑化する令和の社会において、いま必要なのは学校という学び舎のみならず、誰もが学びにアクセスできる権利。大切な学びが詰まった寺子屋です。
居場所とは“特別な場所”ではなく、“なんでもない場所”。「コモンズルーム」はこのまちの人たちが空間を共にし、時間を共にし、みんなが大切に育てていく場所。それは何かのためではなく、誰かと誰かが気にかけ合う場づくりです。
「カスガダイ凸凹文化教室」は障害のある子どもが放課後に通う場です。「KCCワークス」は障害のある人がはたらく場。社会に参加し、介護サービスと近接することで、互いの凸と凹を埋め合うような相互作用を生み出します。
「KCCグループホーム」は暮らしの場。「KCCショータキ」はご自宅から通う/泊まる/訪問介護を受けられる。どちらも介護保険サービスです。さまざまなケアの資源にふれあいます。
1969年(昭和44年)に開業して以来、春日台地区の人たちに長く愛され、まちの中心を担っていたスーパーマーケット「春日台センター」は、2016年(平成28年)にその幕を閉じました。
それから約5年経った2022年(令和4年)、ここ「春日台センター」の跡地で、「春日台センターセンター」はスタートします。
みんなが暮らし慣れたこの場所で、年齢や国籍や障害のあるなしによらず、地域のすべての人たちとともにある、まちの新しい拠点を目指します。
「春日台センターセンター」を立ち上げる足がかりとなったのは、愛川町に暮らすことを愛川町で暮らすみんなで考える「あいかわ暮らすラボ」(通称「あいラボ」)。
地域の課題や、そこにすでに目を向けている人、動き出している人たちの話に耳を傾ける。このまちの課題の発見や魅力への気づき、共有と行動の連続が、ここでどのようによりよく暮らすかを考えるきっかけになる。自治会館等でのワークショップをつづけてきた「あいラボ」の活動が、「春日台センターセンター」の誕生につながりました。「あいラボ」のFacebookでその活動記録をご覧いただけます。